保護猫活動の中で、預かりボランティアのとても大事な役目の一つが馴化(じゅんか)、人に慣れさせることです。
保護されてからうちにきて、早8ヶ月となった、みつきちゃんのご紹介をします!
みつきのプロフィール
性別:メス
生年月日:不詳。推定3才
うちに来た経緯:預かり猫さんとして親子3匹でやってきました。
性格:家猫修行の毎日です。遊ぶの大好きで、同居猫のチョコとよく遊びます、ひとりでおもちゃで遊んでることもあります。
子育て卒業しました
うちに来た時は、2匹の子猫と一緒。
地域猫として面倒見てもらっていたみつきが、庭先で子猫を産んだために保護されてきました。
保護された当時は、みつきはガリガリで栄養状態が良くなかったので、避妊手術ができるようになるま病院で1ヶ月近くお世話してもらっていました。
なので、この頃はまだ人慣れもしてないので、正直、般若のような顔だなーと思っていたのでした。
お母さんとして、2匹の子供達の面倒をしっかり見てました。
譲渡会で兄妹は、一緒に里親さんのところに迎えていただいき、お母さんより先に幸せになっています。
すっかり丸くなり、かわいくなりました!!
子供たちが卒業してから、みつきはしばらくは、家の中の放浪猫でした。
ケージのあるお部屋の物陰に隠れて、ご飯を食べる時以外は姿を見せてくれず、ずっと籠もっているような状態が1ヶ月くらい続いてました。
そのうち、誰もいないとわかるとソファーの上で寝ていたりと、リビングに興味を持ち始めてくれたのです。そして2ヶ月くらい経った頃、私がソファーにいるのに、その横に上がってきてくれたんです!
こういう距離が縮まったと実感できる出来事は、保護猫を馴らす楽しみですよね!
この頃から、一気に人馴れ度が上がりました。
朝のルーティンで、頭を撫でてあげるとゴロゴロいうようになってくれてます。
残念ながら、猫の行動学で「愛撫誘発性攻撃行動」というものがあり、みつきも気持ちよさそうにしているかと思いきや、甘噛みから本気咬みになっていたり、急にシャーっと威嚇されたりすることがあります。顔まわりは大丈夫なようですが、どうも身体を触られるのは嫌な様です。
そんなところもありますが、最初に比べたらかなり丸くなって、かわいい表情を見せてくれる様になりました!!
付かず離れずの距離で、大人しい猫がいいなと思っていただける里親さまにお勧めです。
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